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ウソついちゃう

10-11,2017

秋(25)
この世の中、「真実を言いたい」ですけど、
事情によって「言えない」場合もありまして、
たとえば歴史の上ですけど、文禄の役の時、
明国の使節が日本に来まして、
小西行長と講和の話し合いをしたんですけど、
明国に対しては日本が降伏したと報告して、
豊臣秀吉には明が降伏したと報告するという、
「ウソの報告」をでっちあげたっていうんです。

まあ、「その場は」おさまったんですけどね、
後で事実が発覚して、結局は、
慶長の役が起こるんですけど、まあ、この社会、
ウソはその場しのぎにはなっても、結局、
そのツケは回ってくると ・ ・ ・

あの、変な前置きから話し始めましたけど、
昨日のブログに、
社会的にはすばらしく「立派な人」に見えても、
その実、悪魔的人間だというような人が、
世間に多々見られるとか、「仮面をかぶって」、
善人を偽装する人がいることを書きました。

それで、
「誰のことかわからないように書く」場合でも、
私が知ってる人のことをブログに書くのは、
やっぱりはばかられますからね、
ドラマの登場人物を借りて書きますけど、
韓国ドラマ「火の女神ジョンイ」に登場する、
李江天という人がそうでして、彼はですね、
社会的な地位も高く、「すばらしい人物」と、
世の中の人からは「見られても」ですね、
その実、自分の子を懐妊した女性を暗殺し、
自分の仕事上のライバルを暗殺し、
ドラマの主人公「井」の暗殺も謀りましたが、
その暗殺に失敗すると、井を、
外国(豊臣秀吉時代の日本)に売り渡そうと、
画策するんです。

ドラマ中で、その時期というのが、
文禄の役の最中でして、侵攻してきた秀吉軍に、
李江天は「協力した」んですよね。

さて、ドラマの主人公「井」を助けようとして、
金泰道という男性は、
少年の頃から井を守り続けるんですけど、
最後は、井を拉致しようとする集団と戦い、
ついに、命を落としてしまうことになりました。
その「井を拉致する集団」というのが、
ドラマでは、豊臣秀吉の求めに応じて、
井を日本に連れて行こうとしている連中です。

さて、李江天は、敵である秀吉軍に味方して、
自分がトップを務める朝鮮官窯の職員を、
秀吉軍の支配下に置いたことが、
ついにバレてしまいまして、そうしますと、
祖国を裏切った反逆者ですから、
死刑になる身として、
獄に繋がれてしまったんですけどね、
そこに、実の娘である井が、
日本への拉致を逃れて戻ってきました。

彼女がなぜ戻れたかと言いますと、
金泰道が命をなげうって、
彼女を守ったからなんですね。

そして、彼女を日本に「売り渡す」画策、
その画策をしたのが、まさに、
李江天なんですけど、拉致被害を逃れ、
無事に戻ってきた井に対する李江天の言葉、
その言葉がすごいんでして、
それは明日書きたいと思います。


ウソをつくしかない情況って、不幸ですね。

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